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| 近年、分子標的薬剤などの有効性の高い医薬品が薬物療法に適用され始めているが、薬効や副作用に個体差が大きく、副作用のみが現れる場合もある。現状の個別化医療はもっぱら標的分子や遺伝子変異の有無といった標的組織の質的診断に基づいており、有効性の限界、副作用の問題が必ずしも回避できない状況である。真の個別化医療を実現するためには、医薬分子の体内動態を定量的に個別に評価し、標的組織のみならず副作用部位への薬剤集積量を確認することが不可欠である。金沢大学における独自性の高い生体機能イメージングは、まさにこの情報を定量的に把握し得る手法であり、その体内物流解析と生体機能計測システムに関する研究実績により、真の個別化医療を目指した独創性ある研究展開が期待できる。本重点戦略プロジェクトでは、これまでの生体試料中内の薬物の実測ちから体内動態を明らかにするファーマコキネティックス(PK)に代わり、体内物流の経時的変化を可視化し体内動態を捉える「ビジュアルキネティックス(VK)」の概念と手法を確立し、標的組織でのファーマコダイナミクスを確証する「ターゲッティングコンファーマティブセラピー(TCT)」を時代の先駆けて個別化医療に応用するとともに、金沢大学独自の医薬保工の連携によって新しい「融合医科学」の創出を試みる。 |
管理
体内物流の可視化
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